特別なことなんてなんにもない

どんどん全てを忘れていくので記憶の代わりに書いて行くことにしました。amazarashi、荻原規子作品、ドラマ、旅行など日常思いつきで書きます。

ぼくら対せかいとTOO MUCH PAIN

ブルーハーツの歌に

TOO MUCH PAINという曲があります。

 

作詞 作曲 真島真利

※※※

はみだし者達の遠い夏の伝説が
廃車置場で錆びついてらあ
灰色の夜明けをただ黙って駆け抜けて
あなたに会いに行けたらなあ
思い出す月明かりに濡れた
人気のない操車場で
それぞれの痛みを抱いたまま
僕等必死でわかりあおうとしてた
歯軋りをしながら
あなたの言葉がまるで旋律のように
頭の中で鳴っているTOO MUCH PAIN

つめこまれてきたね意味のないガラクタだけ
情熱を感傷に置きかえ
思い出によりかかるあなたを見たくはないよ
打ちのめされた横顔を
忘れないあなたの白い肩
触れたらもう崩れそうな
今だけさ明日はわからない
そして風が言葉もなく吹き抜けた
僕等の手の中を
あなたの唇動くスローモーションで
僕は耳をふさいでる TOO MUCH PAIN

もう一度まだまにあうはずさ
まだ今なら遅くない
もう二度と戻る事はないよ
僕はまた一歩踏み出そうとしてる
少しこわいけれど
あなたの言葉は遠くもう聞きとれない
何かがはじけ飛び散った TOO MUCH PAIN

※※※

 

 

操車場という言葉で思い出した曲なのですが、秋田さん今回のアルバムで昔聴いていたロックバンドの影響を潜ませたとインタビューで言われてますが、このぼくら対せかいはこの曲オマージュしたのかなと思う点がいくつかありました。

 

まずは操車場ですね。

電車の入れ替えや配車する場所で多くの電車が止まってるところのことだと思うのですがあまり歌詞に出てくる単語とは思えず、秋田さんが意図的に入れたものかなと思います。

 

あと直接的ではないですが、「時間」というものが二度と戻ることがないということ。取り返しがつかないという概念が盛り込まれてることが共通点かなと思います。

 

ぼくら対せかいは秋田さんが友人と年一回会うことがあってそこからの着想だとインタビューや歌詞の横の詩などで書かれていますが、 TOO MUCH PAINも昔馴染みの友人かもしくは恋人との一対一の話のように思います。

歌詞を見るとTOO MUCH PAINは仲違いして離れて行くという切ない歌ですがぼくら対せかいはそういう雰囲気ではなさそう?

 

もうちょっと考えたいですが酔いが回ってきましたので、また機会があればじっくり検証したいです。

 

 

TOO MUCH PAIN (デジタル・リマスター・バージョン)

TOO MUCH PAIN (デジタル・リマスター・バージョン)