特別なことなんてなんにもない

どんどん全てを忘れていくので記憶の代わりに書いて行くことにしました。amazarashi、荻原規子作品、ドラマ、旅行など日常思いつきで書きます。

あゝ荒野見終わった ※ネタバレ注意

後編も借りてきて観ました。

 

圧巻のボクシングシーン

主役はヤン・イクチュンだった

 

もちろん菅田将暉演じる新宿新次も美しく素晴しい。でもヤン・イクチュンの二木建二のなんとも言えない愛らしさと切なさが本当凄かった。

 

寂しいは人を殺すのですね。

 

バリカン建二は原作読んだ時から猫背の印象でした。

まっすぐ前を見据えられず、怯えたように自らをかばうようにベッドでまるまって眠る背中は言葉以上に伝わるものがありました。

あと目の下の皺。

なんだろう。つるっとした肌より愛おしい。

 

※ ここからちょっとだけ悪口なんで飛ばしてね

 

こう言ってはなんだけど、この映画左寄りの思想ぶち込んで来るの鬱陶しいんですけど、本当いい加減にせえよと思うんですけど、しつこくいうけど最後のデモのシーン邪魔で邪魔で!

アマゾンのレビューでその辺書いてる人居なかったけどみんな大丈夫だったの?

あと最後の試合中の新次が死にかけて三途の川渡りそうになった時、いらないセリフ言わせたの罪だよ

新次は国がどうこうだなんてこれっぽっちも考えてなかったのになんで急に!!💢結構ムカついています。別の映画でやればいいのに!

 

※悪口終わり

 

 

 

その辺我慢できるほどボクシングのパートいいです。

 

ユースケサンタマリアの軽妙な存在感やトレーナーの昭和感も良くて

あと新次の母の木村多江の色っぽさと薄幸感!

社長さん役の元?男闘呼組高橋和也。ヘラヘラしてるのとかユースケさんとジムの最後に喋ってるシーンとか最高だな〜

いい俳優さんになってるんだな。

 

あと新宿新次が若く美しいことは絶対必要だったので菅田将暉で良かったなあ。奈良の阿修羅そっくりだよ。戦闘神

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原作読んだ時も思ったけど、建二はずるい。

。新次に愛して欲しくて繋がっていたくて、あの結果は本望でしょう。

多分幸せな結末

 

新次は?

彼は生きていくんでしょう。

死神のように言われて。

でも本人はわかってるからね、建二がどう思っていたのか。

 

 

スターという存在カリスマという存在は人に命や希望を託され、それでも押しつぶされない存在なのでしょう。

 

孤独というのは託す方ではなく託されるスターの方がそうなんじゃないかな。

 

この原作を読んでも思ったけど、映画を見ても思った。

 

私がamazarashiに託すものがそんな重荷で無いように。

わけがわからないだろうけど、すみません。

私にとっての新次がamazarashiにならないようにする。

それは誓いです。

 

 

あと最後に思いっきり余計なこと。

 

ヒロインが蒼井優の場合も見て観たいな

 

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