特別なことなんてなんにもない

どんどん全てを忘れていくので記憶の代わりに書いて行くことにしました。amazarashi、荻原規子作品、ドラマ、旅行など日常思いつきで書きます。

ミーティアの秋田ひろむインタビュー

ミーティアさんのインタビュー今日上がってましたね。

 

空に歌えばの発売でたくさんインタビューされていたので聞いたことのある質問も多かったのですが、このミーティアのインタビュアーさん本当にamazarashiのファンなんだろうなと思わせる質問が載っていました。

 

以下引用――

「あまざらし」時代も含め、これまでのamazarashiは、あたかも最終列車をホームから見送るときのような「悔しさ」や「失意」といった気持ちを多くってきたように思います。ところが、そのような音楽活動を経て、いつの間にかamazarashiは見送る側から見送られる側へと立場が変わってきたような気がします。この点について、秋田さんはどうお考えでしょうか? 心境に変化などあったりするでしょうか。

 

秋田ひろむ : リスナーがそういうところを重要視するのは分かりますし、誤解も多分にあるけど、それでamazarashiから心が離れてしまう人がいるのは重々承知でやってます。僕は音楽を一生続けるので、長い目で見れば、状況が良くなることも、これから売れなくなることも、新しいファンと出会うことも、離れるファンがいることも想定しながらやってます。そんな中で、10年後20年後、amazarashiってまだやってたんだ、ライブ行ってみよう、みたいな再会が訪れるだろうとも想定してます。寂しさとか申し訳なさとか当然あります。でも自分の人生のことなので、しょうがないです。僕しか責任はとれないですし。       ーーー引用終わり

 

 

 誤解も多分にあるけどamazarashiから心が離れてしまう人がいるのは重々承知している…

 

秋田さんの誤解は多分にあるがどのような意味で言われたのか明確なことはわかりませんが、自分とamazarashiの音楽の捉え方がずいぶん違うなあと思ったことは多々あります。

自分の捉え方が正しいとは言えないのですが、曲に含まれる絶望感や虚無感だけを捉えてダークな雰囲気を楽しんでいるのかかなという感じ。音楽の聴き方は人の勝手なのでそれで良いと思うのですが、なんだか勿体無いように思えてしまいます。

 

ただ虚無病が出てて、ライブの虚無病が開催されたあたり、amazarashiというプロジェクト自体がそれを煽っているようにみえたのも確かでした。

 

虚無病というライブのテーマ曲は嫌いでは無いのですがダークファンタジーを演出した曲のように思えてあまり馴染めずにいます。

なんとなく虚無病というライブありきの曲を作れと言われたのかなと邪推してしまったりします。

 

ただ虚無病のライブとても良かったんですよね。幕張でみましたが二階席前の方で全体を見渡せる良い席だったから余計かもしれませんけど、amazarashiの楽曲を網羅したセットリストは聞き応えがあったし演出もドラマチックでミュージカルのような仕立てて、飽きさせませんでした。

 

あの頃のインタビューで世界収束より先には行かない。と秋田さんはよく答えておられました。曲作りのことだと思っていたのですが、今になって思うと虚無感や絶望感を前面に出してセールスしていく方向性のことだったのかなと思ったりします。

 

今回のシングルは絶望や虚無を切り裂いて青空に飛び立つイメージです。そのまま秋田さんのamazarashiの目指す方向性のようにも思えます。

最初に引用したインタビューは、虚無や絶望をセールスポイントと捉えていることが誤解と言っておられるのかな…

いや、ちょっとうまく言えなくて伝えきれないのですがインタビュー読んでいろいろ思いを巡らせてみました。

 

今後出るアルバムなどでamazarashiのむかう方向がみえてくるだろうと思います。

もし自分の思っているのと違うなと思うことが無いとは言えません。ずっとリスナーでいたいけどそんな保証はないですし。

ただ今のところまだまだ聞き続けるだろうと思っています。空に歌えばも月光、街を焼くもたらればも大好きになったので。

それにここで離れていくならあんたへや終わりで始まりの時に離れてるように思います。

あのアルバム今物凄く好きですが、出た当初はあんたへと終わりで始まりのフォーク路線にちょっと戸惑ったりもしたので。

 

悪口言った気もするのですが虚無病のライブ円盤はすごく良いのでトレイラー貼っときますね〜

 

 

虚無病(初回生産限定盤)(DVD付)

虚無病(初回生産限定盤)(DVD付)

 

 


]